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聖書が示す「愛のある共同体」の在り方

『聖書と精神医療 第43号』、今回のテーマは “ハラスメントの構造と対応”。
この中で、ともみんこと牧師の石川有生さんのエッセイがありました。
「トップダウン型から役割重視のフラットな組織に~聖書に学ぶハラスメント防止対策〜」という題で、ご自身が受けた、会社と教会でのパワハラの経験とその分析、そしてハラスメントのない組織を築くための必要なことが書かれています。
文章の中に、暗黙の期待という言葉が出てきます。
教会でも、代表が権力を自由に振るうことが許されており、教会全体で「権威に従うべきだ」という暗黙の期待が存在していました。

役割期待の相補性
・上司と部下間で、一方が役割期待からズレを生じる行動を起こした場合、その役割期待を持つ一方のストレス要因となるとされている。
・行為者は他者の期待を一定の立場から選択的に知覚し、他者の期待を修正し再構成して行動することで絶えず役割を作り出すという相互作用の過程。

前者のようなズレが起こるのではなく、後者のような相互作用があれば、人間関係はうまくいくのだと思います。
ともみんさんはこの後体調を崩し、休養が必要になりました。現在はとても元気に活動されています。
エッセイはこのように綴じています。
ハラスメントのない組織を築くために重要なのは、「コミュニケーション」と「役割重視の組織作り」です。
(中略)組織内でのハラスメントを解決するには、権威に頼るのではなく、透明性のある対話と役割分担に基づいた協力関係を築くことが必要です。組織の全てのメンバーが、自分の立場や責任において互いに仕え合うことで、信頼と尊重に基づく関係を築き、ハラスメントのない職場環境を実現できると期待します。このようにして、一つの「体」として、共通の目的に向かう組織の一体感が生まれます。それこそが、組織が持続的に成長し、健康な文化を築くための根本的な要素であり、聖書が示す「愛のある共同体」の在り方でもあると信じています。

アンパンマンの作者、やなせたかしさんは「人生はよろこばせごっこ」とおっしゃいます。この精神でいくと、良い人間関係がキープできそうですね。
『聖書と精神医療 第43号』おすすめです。牧師の他に、医師や学校の先生など、現場の方によるエッセイがたくさん読めます。

八朔をたくさんいただきました。柑橘類大好きです。そしてムッキーちゃんなしの生活はもうあり得ません。

az*:・゚’☆✏️

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