寄付の方法とお願い

人生には、さまざまな転機があり、年齢によらず不安を抱え、「孤独」に陥ることは容易に起こり得ます。
そんな「孤独」を抱える人々に、「傾聴」を通して寄り添う「善き隣人」の存在が、至る所で求められています。

善き隣人バンクは、皆さまの温かい支援を基に、「善き隣人」のネットワークを整え、「孤独」を覚える人々に継続的に寄り添う働きを組織的にサポートします。

皆様の尊いご支援は、「善き隣人」が相応しい働きを継続するための資金として有効に使わせていただきます。

皆様の温かいご支援を、よろしく願いいたします。

善き隣人バンクへの寄付を募集しています

都度の寄付と継続寄付のマンスリーサポーターとお選びいただけ、クレジット決済もご利用いただけます。

以下の銀行口座への直接のお振込みでもお受付しております。

三井住友銀行 六甲アイランド支店(店番:339)
普通口座 / 口座番号 3517652
口座名義 一般社団法人 善き隣人バンク

弱さを抱え、心を痛める人々に寄り添える社会に

のどが痛くなると早めに風邪薬を飲みますよね。
孤独で辛い日が続いてしまった時、お話を聞いてくれる人誰かがいると、うつ病になることを防ぐことができるでしょう。

高齢者の自殺率は、全体の約4割に上ります。
自殺者のほとんどは、うつ病を患っています。
「孤独」で「苦しい」人生の最後を迎えることは決して他人ごとではありません。
傾聴は、心に痛みを抱えている人の苦痛をやわらげ、いずれは解消する手段です。
体の疲れや痛みをマッサージで癒しに行くように、心の痛みはうつ病になる前に傾聴により癒しに行くことが、当たり前にできるインフラが必要だと思っています。
善き隣人バンクは、「地域包括ケアシステム」への連携を目指し非営利で活動を全国へ広げていきます。

みなさまからの応援が、このような活動につながります

これまでの事例

お話し相手と外出付き添いをご希望

長年精神疾患がある女性を4年にわたり訪問し、お話し相手をさせていただいています。
その方は合併的にいろいろな症状が起こり入院されることもあるため、その時は入院先の病院へ訪問しています。物静かな方で、訪問者との会話もゆっくりで他愛のない内容です。この方は以前から外出を希望されていました。現在、だいぶ症状が落ち着いているので、ご本人のご希望に沿った外出のプランを、週に一度、安全を考慮して実施しています。外出の際に見る花や鳥を可愛いと言い、季節を全身で味わう様子は、生命力を感じます。その様子をご家族も喜ばれています。
心身の健康の回復を願いつつ、ご自身の霊的な喜びに、これからもじっくりと長い時間をかけて寄り添っていきます。

入院のお手伝いからエンディングまで

一人の高齢男性が突然体調を壊し、入院をお手伝いしましたが、その後、症状が悪化し、回復が見通せなくなりました。
ご本人とご家族は、自宅で最期を迎えたいと希望されましたが、介護を担える同居のご家族がおられませんでしたので、私たちが続けて寄り添わせていただきました。
その間、在宅医療を担う医師、看護師、介護事業所からはヘルパー、その他、家政婦やボランティアの人たちが、駆け付けてくれました。
それぞれが、大変ありがたい存在でしたが、日毎に弱くなっていかれる高齢男性とご家族の善き隣人として、その内面を支え、関わる大勢の人々との間をつなぐ私たちの役割は、他にはない大変重要なものでした

 

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